バイオリン、ピアノ。楽器を習うのにはカネがかかる。
楽器を購入する、楽器をメンテナンスする、先生へのお月謝。(プラス交通費)
夜中に「そうだ!津軽三味線を弾こう」と思い立って三味線教室を探し始めた私は、津軽三味線の授業料を調べて驚いたんですよ。
「あれ、私のお小遣いじゃ足りないかも」って。(T_T)
ただ、調べるにつれ授業料も三味線のレンタル代もバラつきがあるのに気が付きました。今回はそんな話を書いてみようかと思います。
お稽古はどれだけカネがかかるのか
津軽三味線教室の授業料はいくら?
真っ先に私が調べたのは和楽器屋さんの津軽三味線教室です。楽器屋さんはネット検索ですぐに出てきますから。
私の住んでいる地域は宿場町や温泉宿で栄えてきましたので、三味線はお座敷で楽しむ長唄などに限られます。もちろん個人宅での三味線教室も津軽ではなく長唄ばかり。
つまり津軽三味線の先生が地元にいないのです。
その話についてはこちらでもご紹介しています。併せてご覧ください。
地元に津軽三味線の先生がいないので、車で1時間程度で通える地域に範囲を広げて探しました。
後日談としては実際に津軽三味線の生徒さんとお話しする機会がありましたが、私と同様、車で40分~1時間かけて津軽三味線の教室に通う方は多いです。
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個人レッスン編
A和楽器店 稽古は1か月に1回、1時間。授業料1万円。
(/ω\)なかなかのお値段ですね。
地元に津軽三味線の先生がいないため、和楽器屋のお教室では東京などから先生が月1で通ってくるらしい。
そんなこんなで授業は月1回、授業料は月に1万円と。講師の交通費込の価格らしいです。
楽器のレンタルもありますが、値段の記載はありませんでした。
ただ、かかる費用はこれだけでなく、自分の交通費、場所によっては稽古場の暖房費などの徴収も考えられるでしょう。
和楽器屋で習えば、その店が勧める楽器を最終的に購入するながれになるでしょうから、財布から出ていくカネは無限大かと。
( ゚Д゚)却下!
B和楽器店 稽古は月1回(希望があれば月2回)1時間。授業料1回につき6000円
こちらは雑誌に紹介されたこともある、若くてハンサムな男性が教えてくれるのがウリの津軽三味線教室です。
講師はやはり東京からいらっしゃるようですが、A楽器店に比べてだいぶお手頃。
レンタル代は月3,000円。どうも講師の手持ちの三味線をレンタルとして貸し出してくれるようです。
見学OK、私は車で通いますが駐車代がかかります。1回600円。
※三味線の先生は、生徒さん用に貸し出す三味線を複数所有していることが多いです。
レンタル+授業料で9000円。他の諸々の出費を考えるとギリギリのお値段かな。
( ゚Д゚)キープ!
顔が好みだったら即決したかもしれない
C楽器店 稽古は月1回45分。授業料6000円
海外でもコンサートを開いているという、若い女性が教えてくれるお教室です。
有名だそうですが、もちろん見たことも聞いたことも無い方です。
レンタルは月3,000円。
津軽民謡だけでなく、ポップスや演歌などの弾き方も教えてくれるそうです。
見学OKです。こちらも駐車代がかかります。1回600円。
45分で6000円ならB和楽器店が一番安いですね、B和楽器店を見学してみてから考えようかな。
( ゚Д゚)キープ2!
お教室は月謝などにかかる費用だけでなく講師の教え方やお店の雰囲気も兼ねて選びたいですが、金額が高いからといってお稽古内容に満足するかどうかは別問題。
長く続ければお財布の負担も重くなりますから、私にとって金額はとても重要です。
( ゚Д゚)月1万円の出費は、貧乏家庭の主婦が趣味で気軽に費やせる金額ではないのよね。
しかも楽器店で三味線を習えば、その楽器店で高い三味線を買わせられそうなイメージです。あぁ、もっと値段が安くて気軽に通えるところはないものか。
グループレッスン編
範囲を広げてカルチャースクールの教室をしらみつぶしに探したら、あったあった、アリマシタ! カルチャースクールで津軽三味線のグループレッスンを見つけましたよ。
Dカルチャースクール 稽古は月2回1時間30分。授業料3か月で1万円(1回あたり3,333円)
レンタル月2,000円、レッスン中の駐車場代400円、スクール入会費(最初のみ)5,000円。他追加料金なし 見学可
( ゚Д゚)即決するわ!
しかも稽古が月2回もあるなんて最高だわ!
私の通う津軽三味線教室については以下のページでも紹介しています。
長期的に見て月謝が安いのはかなり嬉しい。
初心者のうちはグループレッスンを選び、浮いたお金で自分の三味線を買うのもアリかも。というのが私の出した結論です。
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グループレッスンと個人レッスンの違い
結局カルチャースクールにすぐに入会してしまったので個人レッスンには通っていないのですが、よく聞く簡単な違いについて紹介しておきます。
個人レッスン
先生が自宅でお教室を開いているような場合も含めて、個人レッスンではマンツーマンで丁寧に指導してもらえます。
そのぶん月謝は割高になりますが、わからないところをわからないまま進んでしまうことも無く、能力に応じたレッスンが受けられます。
ただ、他の生徒さん達との交流は少ないかもしれません。
なお、先生を通して楽器を購入することがあります。
グループレッスン
複数の生徒さん達と同時にレッスンを受けます。
しかし個人の習得度はそれぞれ異なりますから、グループレッスンといえども先生が生徒さんたち一人ひとりを見て回って教えてくれます。
月謝は手頃ですが、生徒数が多すぎると先生から指導してもらう時間が少なくなるなどのデメリットもあります。
私の通う教室では生徒が現在5人。そこへ先生一人、お弟子さん一人という手厚い指導体制なので不満を感じたことは全くありません。
しかし教室の生徒数が少なすぎると教室自体が無くなってしまうこともありますので、生徒が少なければ少ないほど良いというわけでもなさそうです。
生徒同士で交流があるクラスでは和気あいあいとした雰囲気になりますが、先生とだけでなく生徒さん同士の人間関係もある程度でてきます。そいういう空気を読めなかったり、雰囲気に馴染むのが苦手な方にはグループレッスンは地獄です。
こちらでも先生を通して楽器を購入することがありますが、カルチャースクールの規定によっては、カルチャースクールを通さずに先生が生徒に楽器を直接買わせてはいけないなどのルールがある場合もあります。
まとめ
プロになりたい、上手くなりたい、仲間を作りたい、楽しく楽器を弾きたいなど、人がレッスンに求めるものは違うので、それぞれに合った内容の教室を探せたら良いですね。
( ゚Д゚)私は金額だけで教室を決めましたが満足してます。
以上、四門でした。
私が実際に三味線を習い始めて感じたグループレッスンのデメリットについてはこちらの記事で書いています。併せてご覧ください。