津軽三味線を習い始めて5か月目。
先月いただいた楽譜「あいや節」も前奏から唄までひと通り弾けるようになりました。
次の教室まで2週間、頭が混乱しながらも毎日根気強く練習を続けましてね
私の場合、一度に長時間練習するより毎日30分程度の練習を根気強く重ねたほうがしっかり覚えられるような気がします。
そんなこんなで意気揚々とお教室に向かいましたところ、お教室にささやかな変化がありましたので、ここで詳細を書いておくことにしましょう。
グループレッスンの限界
まず、三味線教室初級コースに新人さんが2人加わりました。そして仕事の都合でお一人辞めていかれました。
お教室は現在私を入れて6人となっております。
すると先生は新人さんに基礎を教えるのに付きっきりになってしまいました。
私より3週ほど後に入ってきたおじさんも曲弾き(1段)にてこずってなかなか先に進めないでいるので、こちらにも先生がしっかりついて教えています。
「あいや節」に進んでいる3人はほったらかし状態に。
( ゚Д゚)頼むから教えてくれ~
稽古中は、先生の代わりにお弟子さん(この方も師範)が廻って我々3人「あいや節」グループを見てくれましたが、「あいや節」をマスターしたからといって、お弟子さんが先生の許可なしに勝手に先(他の曲)に進めるわけにもいかないんですよね。
結局その日、先生(79歳)は教えるのに疲れ切ってしまって「あいや節」グループを見ることができませんでした。
( ゚Д゚)グループレッスンってこういう事があるんだな
2週間後
「あいや節」もかなり早く弾けるようになったし、今日こそは次の曲に進めるはず、とばかりに意気揚々とお教室へ向かう私なのです。
すると、その日は新人さんがお二人とも教室をお休みされていて生徒が4人だけとなったんですね。
今回は先生も「良し、『あいや節』弾くど!」と意気込んでくださって、「あいや節」グループ(3人)をみてくれたんですが、なぜか「あいや節」を最後まで弾けたのが私一人。
ここで、私以外の他の2人は「あいや節」の前奏までしか楽譜をもらっていないことが判明いたしました。
( ゚Д゚)うっかり次の楽譜を渡すのを忘れてたんだって。
するとどうなるかっていうと、2人が最後まで弾けるようになるまで
「あんた、ちょっと先進むの待っててな」と先生がおっしゃるわけですよ。
というわけで、私は今週も先に進めませんでした。
私、次のお教室は用事があるので出席できないんですよね(怒)
前回と今回、まる1か月、教えてもらえないってどういうことなんでしょう。
私の推測としてはグループレッスンなので、先生も一人一人を見るより同じレベルの人はまとめて一緒に進めたいんだと思います。じぃさんだし、生徒が多くなると疲れるんでしょうな。
(/ω\)自分のペースで進めてもらえないんだなぁ・・・
グループレッスンでは、後から入ってきた生徒が他の人を追い抜いて一人だけどんどん先に進んでしまうのもあまり良くないことなんでしょう。
グループレッスンではそれなりの配慮が必要なんですね。ここがグループレッスンの限界かもしれません。
いわゆるデメリット部分かと。
指導される先生によっても違うと思いますが、こういった点でグループレッスンは融通が利かないことが今回ハッキリとわかりました。
「個人レッスン」のほうがペースに合わせて進めてもらえるかもしれません。
(/ω\)個人レッスンって授業料お高いのよね・・・。
でも、グループレッスンだから仕方ないとわかっていても、何も教えてもらえないってつまらないと思ってしまうわけですよ。
そこで解決策を考えた私なのです。
アタシは独学するぜぇ~
私は先に進みたい。
自分のペースで進みたい。
1か月も先生からほったらかしにされている私ですが、このたび楽譜を購入して独学で勝手に先に進むことにしました。(教室は通います)
三味線は同じ曲でも流派が違うと弾き方が少々違うようなんですけど、そこはやむを得ないでしょう。
以下の記事に書いたように、
初心者の独学はあまりいい結果がでないと信じている私ですが、三味線の基本は教わっているのでなんとかなるんじゃないかと。
そもそも教室に行っているのにもかかわらず何も教えてもらえないと不満がたまるばかりで、三味線が嫌いになってしまいますからね。
今回私が購入したのはこちらの本。
YouTubeでおなじみの小山氏(獅子道さん)の入門書になります。
じょんがら節新節曲弾きの楽譜の他、練習曲から上妻氏の楽譜まで載っています。
DVDもあるようなんですが、小山氏はYouTubeを探せば見つかるのでとりあえず本だけ買ってみることにします。
届いたらレビューしますね。
届いた本の感想については以下の記事に詳しくまとめています。併せてご覧ください。
以上、四門でした!