三味線の本を買ってみたよ! 津軽三味線入門 ALL IN ONEのレビュー

コンニチワ、どこにでもいる平凡なワタシです。
今現在、私は津軽三味線を習い始めて5か月。
本日は、先日購入した「津軽三味線入門 ALL IN ONE」という本について、レビューというか読んでみた感想を書いてみようかと思います。

私のような初心者さんは三味線の楽譜や入門本を買う際に迷ったり失敗したりすることが多いと思うので、購入する際の参考にしてください。




津軽三味線入門 ALL IN ONEのレビュー

私が今回購入した本「津軽三味線入門 ALL IN ONE」はこちら

著者はYouTubeでもよく見かける先生、小山貢山(獅子道)氏 です。

あら、この先生。私よりお若いのね。
( ゚Д゚)それがどうしたかといえば、そんなことはどうでもいい。

獅子道氏のホームページはこちら

※三味線の本は本屋で探しても見つからないので、書店で購入する場合は結局注文することになります。そういった点ではネット購入が早いと思います。ネットで購入する際は上記の「楽天ブック」のように送料無料のショップがありますので探してみてください。

さて、手元に届いた本(証拠写真)です。

画像を撮ったら、ちょっと斜めに傾いてしまいました。
本の厚さはこのくらい。

価格は税抜きで1600円。
掲載されている楽譜の中には吉田兄弟さん、上妻氏など有名な奏者の楽曲も含まれているので、妥当な値段かと思われます。

この本は「あなたも弾けるやさしい津軽三味線入門」というDVDとリンクした内容となっているそうですが、本の内容からすると、基本を習ったことのある方であればDVDは買う必要もないかな、というのが私の印象です。
だって、著者の先生、YouTubeで探せばいっぱい出てきますから。

→小山流新節曲弾 YouTube

一方で、三味線を持ったことのない全くの初心者さんなら、この本だけで三味線を弾くのは難しいように思うのです。
DVDの内容は確認してませんが、本と同時に入門DVDも準備したほうが、持ち方や弾き方など細かな部分もわかり易いと思われます。
初めてさんだけでなく基本を復習したい方にもお薦めです。

( ゚Д゚)ただ、DVDプレイヤーを持っているかどうかが問題です。

本の内容について

前半は基本的な持ち方や弾き方、三味線のパーツの名称から素材の説明、楽譜の見方まで、ひと通りの基本を網羅した内容になっています。
三味線を習っていても、実際には詳しく知らない・なかなか先生から教わらない・気づかないこともあったりするので、そういった場合の参考になるかと思います。

後半は練習曲と曲弾きなどの楽譜、私でも知っている有名奏者の楽曲が掲載されています。
「初めての三味線」みたいな類の本に載っている練習曲は、たいてい簡単な民謡(例えば「さくらさくら」)とか1日で弾けちゃうような簡単な曲が載せてあるんですが、ちょっとね、こちらの本はそういった入門書の楽譜とも系統が違うのね。

いや、もちろんこの本にもタイトルにも「入門」って書いてあるんだけど、楽譜が本気なのですね。
入門者(私)としましては練習曲以外の楽譜は「マジこれ難しいわ、絶対入門ちゃうやん」ってしり込みしてしまいそうなほどの本気の楽譜です。

ただ本気で津軽三味線を練習したい方なら、申し訳程度の簡単な民謡を練習するよりも、この本みたいな本気の楽譜のほうが絶対楽しいと思う。
オバサンとしましては、吉田兄弟さんや上妻氏の楽譜を眺めているとテンション上がります。

楽譜について

■五線譜がついていてわかり易い
テキストに載っている楽譜は文化譜と五線譜で展開されていて、文化譜に慣れていない方にもわかり易いかと思います。
タイトルに「入門」がついていますが、文化譜と五線譜で展開されている場合、五線譜が読めるというのが大前提になります。そういった点で、楽譜に苦手意識がある方は楽譜に慣れるまで手こずるかもしれません。

■レイアウトに読みづらさがある
三味線の文化譜にはハジキ・スクイなどの記号があったり独特の弾き方があったりするので、本にはところどころに小さな説明欄が設けられています。ただ、誌面レイアウトの都合でしょうか、そういった小さな説明欄はページが前後するなど、あちこちに散らばっていて探すのが大変。
一番最後のページに一覧で単語の索引がついていると読みやすく調べやすいかなと思いました。

■曲弾が6段まであるよ!
私は曲弾きは3段までしか習っていないので、6段まで楽譜があるのは嬉しいですね。
津軽三味線を習っている方のなかでも、曲弾は3段までしか習っていない方は比較的多いのではないでしょうか。

■何度も書くけど楽譜が本気
入門書の楽譜は選曲が残念な印象がありましたが、この本の楽譜はかなり本気です。本気で練習したい人にお薦めです。

特筆事項としては、流派が違うとはいえ「津軽じょんがら節 新節曲弾」の楽譜があるのが個人的に嬉しかったです。
津軽三味線と言えば「新節の曲弾」。
華やかで技巧的で、津軽三味線の醍醐味ではないでしょうか。
新節の曲弾は私のような初心者にはちょっとしり込みするほどの楽譜ですけど、練習するのが楽しみです。
( ゚Д゚)弾けるようになるまで、気が遠くなるほどの練習が必要だろうなぁとも思う。

「津軽三味線入門 ALL IN ONE」まとめ

私は自分の先生の書いた楽譜しか見たことが無かったので、こういった楽譜を見るのは新鮮で勉強になりました。

今までに読んだ三味線の入門本は津軽三味線から長唄までの共通入門本ばかりだったので、簡単な民謡の楽譜しか載っていなかったのね。
今回、あらためて津軽三味線の本を購入して、難しくも本格的な曲が掲載されていて購入して良かったと思います。

また、著者がYouTubeで動画を配信しているので、弾きたい曲の旋律やリズムを手軽に確認できるのも嬉しいポイントです。
ちなみに著者の動画は広告が貼ってないので、見易いです。
( ゚Д゚)無表情で弾いてくれますよ

津軽三味線を少し習ったことのある方、習い始めた方が自分で勉強するのに十分な内容の本だと思います。
ただ、全くの初心者さんだとこの本だけで三味線を弾くのは難しいはずなので、DVDなどと併用したほうがわかり易く基本が身に付きやすいかもしれません。

以上、レビュー終わり!
四門でした!

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