津軽三味線を習い始めて1年4か月。
それなりに弾ける曲も増えてきて、
気が付いたら最初の頃に習った曲を忘れてしまって残念な私です。皆さんコンニチワ
頭の中に一つ曲を入れると一つ忘れてしまうんですが、どうでしょう
(/ω\)長く生きるって悲しいね。

最近、お教室に変化がありました。
2人しかいなかった初心者コースに生徒さんが1人入りましてね、ナント3人になったんですよね。
その初めての生徒さんが、先生に撥の持ちかたから三味線の弾き方まで教えてもらって、何度も姿勢や撥の打ち方を直されているのを隣で見ていて
私、ふと思ったことがあるんです。
撥をギターのピックみたいにして津軽三味線弾く人って、わりと多いよね。
(/ω\)なぜかしら
三味線の音は、手首の使い方・撥の振りかた次第
三味線の撥を ギターのピックのように使っている人は 意外に多いんじゃないかと思う。
「初めてさん」だけでなくベテランコースでも、ギターのピックのように三味線の皮に垂直に立てて、弦だけをはじいて音を出している方もお見受けしました。
こんな弾き方では撥の振り方が小さくなるから大きな音が出ないのでは?などと、初心者ながらに思っているのですがどうかしら。

実は、1年前に初心者コースに入ってきた男性もギター歴が長くて、三味線をギターの要領で弾いていました。
この記事の生徒さんは、結局半年で教室を辞めてしまいました。
ギターの弾き方が体に染みついてしまっていて、どうも三味線に抱いていたイメージと現実の落差が彼の中では大きかったようですよ?
三味線を習い始めてまだ1年ちょっとの素人の私がこんなこというのは恐縮なんだけど、
ギターのピックのように弦を弾くと撥の振り方がとても小さくて、手首も固くなってて動きがぎこちない感じがする。
撥が皮に触れてないから音も小さくなってしまうような。
一方、先生やお弟子さんの撥の振り方を見てると、とてもしなやかな動きなのよね。
(/ω\) 音が全然違うのよ
手首の使い方、撥の振りかたひとつで三味線の音が変わるんですね。
撥の使いかたって大事。
どんなに良い三味線使ってても、結局は弾く人次第で音は変わってしまうもの。
1年4か月津軽三味線を練習してきた私は、そんな基本的・初歩的なことが、やっと本当にわかってきたところです。
三味線って深い。
以上、四門でした。